赤血球が多いと血液検査で出る理由・原因とは?
血液検査の血液検査で赤血球が多いと出た場合には、なぜ、赤血球が多くなるのか?原因と理由について紹介します。
赤血球が多くなる原因・理由とは?
赤血球が多くなる原因、理由としては、下記のような場合があります。
- 汗のかきすぎ
- 下痢
- 水分摂取が不足
- 利尿剤の利用
- 糖尿病
- ストレス
- 骨髄の造血細胞の異常
- 病気
上記のような場合に、赤血球が多くなる可能性があります。
赤血球が多くなるのは、基本的には3つの原因・理由
血液中の赤血球が多くなるのは、上記のような場合ですが、大きく分類すると3つに原因を分けることが出来ます。
1つ目は、体内の水分量の減少です。汗のかきすぎや下痢、水分の摂取量が少ない、糖尿病、利尿剤の減少といったように、体内の水分量が少ない場合には、血液中の水分量が少なくなっているので、血液中の赤血球の割合が多くなっている状態です。
2つ目は、ストレスが原因です。ストレスが原因で赤血球が多い場合は、ストレス性赤血球増加症と言われており、肥満体型でヘビースモーカーで毎日忙しい人に多いと言われています。症状としては、耳鳴り、目まい、頭痛などが出る場合があります。
3つ目は、血液を作る骨髄の造血細胞の異常で、赤血球が多くなるケースです。原因は不明ですが、赤血球を抜き取る瀉血(しゃけつ)と言った処置を行う必要があります。
最後は、何かしらの病気が原因で、赤血球が多くなるケースです。この場合は、原因となっている病気が治れば、赤血球数が元に戻ります。
赤血球が多いとどうなるのか?
赤血球が多い場合には、何か問題になるのでしょうか?
赤血球の数が多い場合には、「多血症」と言った症状になっています。多血症になると血液の流れが悪くなります。その結果、血管が詰まりやすくなるので注意が必要です。
この為、赤血球が多い場合には、病気や骨髄の問題など特殊な原因が無い場合には、食事や運動、サプリメントなどで、血液をサラサラにすると言った方法をとることが出来ます。